WJのネタバレあり。
お誕生日おめでとうございます!
どうか素敵な一年でありますように…!
可愛い正臣絵をありがとうございました!
ギリギリセーフかアウトか…結構微妙なラインで、R15です。
どうか素敵な一年でありますように…!
可愛い正臣絵をありがとうございました!
ギリギリセーフかアウトか…結構微妙なラインで、R15です。
ジョットははじめ触れるだけのキスを送り、次第に吐息を奪うほど深いキスを重ねた。
「んっ……ふぅ、ぁっ」
逃げを打つ綱吉の腰に腕を回してゆるやかに拘束し、唇を重ねたままゆっくりと綱吉の体をベッドへと押し倒す。
ギシッ、とベッドが軋む音が室内に響いた。
はじめは強張っていた綱吉の体も今では力が抜け、くたりとベッドに全身を委ねている。うっすらと開けた瞳は涙の膜を張り蕩けて、頬は微かに紅潮しているのが見てとれた。
リップ音を立てて、ジョットは綱吉の唇から離れ、ふっと笑みを浮かべる。
途中、飲み込めずに溢れた唾液が綱吉の唇から溢れて輪郭に沿って流れている一筋の跡を舐めとれば、ぴくっと腕の下にある細い体が震えた。
「やめるか?」
「んっ……ううん。大丈夫、だから…」
はっと熱い吐息をこぼす少年の身体が、僅かに力が入る。
やはり、まだ抵抗はあるのだろう。
いくら覚悟を決めたところで、本能的に感じる恐怖を取り去ることはできない。
無理にその身を掻き抱くこともジョットにとっては造作もないことだけれど、綱吉を怖がらせたいわけではない。
少しでも彼の緊張感がほぐれるように、額にキスを落とした。
「んっ、…額好きなんですか?」
少年の問いに思惟する間もちゅっと眉間に吸い付くように、キスを落とす。
好きかと問われれば、好きだ。だが、それはなにも額だけに留まらない。
すっと伸ばした腕を脇腹を掠めるように撫でれば、びくんっと少年の身体が揺れた。
「っ……くすぐった」
「ここには、死ぬ気の炎が灯るだろう。だから…」
特別な場所だ。
綱吉に指摘されるまで自覚することもなかったが。
脇腹に添えた手はそのままに、反対の手で綱吉の手を指先で絡めて取り、まっさらで滑らかな手の甲に口付けた。
「お前と同じことが愛おしいと思う」
戦闘スタイルは、ジョットをはじめとして綱吉に至るまでの十代、誰一人として重なることは無かった。綱吉も、なにもはじめからそうと訓練されたわけでもない。偶然か、はたまた運命か、ジョットと重なったのだ。
仲間を想う在り方までも。
――だから、認めた。
自分の真の後継者は、来孫たる綱吉ただ一人なのだと。
それと同時に、欲しいと思った。
沢田綱吉と言う人間の全てを。
薄く開いた綱吉の唇に、自分のそれを重ねる。怯えるように奥に引っ込んだ舌を絡めとった。じっくり堪能した唇を解放すれば、そこから甘い声がこぼれ落ちる。
「あ…っ、ん――んっ」
指を繋いだまま、脇腹に添えた手を下方へと滑らせ、綱吉の中心を撫でる。スラックスに隠されたそれは先のキスで僅かに反応していた。その形をスラックス越しに何度も何度も撫で付ければ、熱を持ち、スラックスを押し上げようと膨らんで。
窮屈なそこを解放してやれば、ひくっと震えるそれは、ゆるゆると天を仰いでいく。
「あっ……!」
先走りの走る綱吉のそれに、手を添えて握りこむ。上下に扱けば、びくびくと綱吉の身体が震えた。
「まっ、待って…あっ――ひぅっ!」
繋いだ手にすがりつくように絡んだ指先は震えて、きゅっと目を瞑る綱吉の頬はうっすらと上気している。
――もっと、見たい。
首筋に吸い付いて跡を残していたジョットは、前屈みになり、彼の中心まで頭を下げる。ふっとそこに息をかければ、綱吉の口から小さな嬌声が上がった。
「っぁ、や……やっぱダメっ!」
綱吉の中心に辿り着くまであとわずかのところで、思わぬ引力にぐいっと肩を押され阻止される。
まさかこんなところで中断されるとは思いもせず、ジョットは目を瞬かせ、茫然とした。
「つ、綱吉…?」
途中で止めて辛いのは、綱吉も同じのはず。だが、綱吉は俯かせたままの顔をふるりと左右に振って、無言のままジョットに行為の中断を告げた。
「やっぱり……ダメだよ、こんなの」
「……綱吉」
繋いだ手を離し、両手を綱吉の頬に添える。俯いた顔をそっと上げれば、涙に潤んだ瞳と目が合った。
瞳の色に、嫌悪はない。
上気してうっすらと汗を浮かばせる肌も、綱吉がしっかりと快感を感じていたことを何より証明しているけれど。
葛藤する綱吉の複雑な心音を読み取ったジョットは、小さく息を吐き、触れるだけの優しいキスを落とした。
「わかった……お前の心が追いつくまで待っているよ」
それまでは手を出さない、と続けて、ジョットは綱吉を抱き寄せた。
「んっ……ふぅ、ぁっ」
逃げを打つ綱吉の腰に腕を回してゆるやかに拘束し、唇を重ねたままゆっくりと綱吉の体をベッドへと押し倒す。
ギシッ、とベッドが軋む音が室内に響いた。
はじめは強張っていた綱吉の体も今では力が抜け、くたりとベッドに全身を委ねている。うっすらと開けた瞳は涙の膜を張り蕩けて、頬は微かに紅潮しているのが見てとれた。
リップ音を立てて、ジョットは綱吉の唇から離れ、ふっと笑みを浮かべる。
途中、飲み込めずに溢れた唾液が綱吉の唇から溢れて輪郭に沿って流れている一筋の跡を舐めとれば、ぴくっと腕の下にある細い体が震えた。
「やめるか?」
「んっ……ううん。大丈夫、だから…」
はっと熱い吐息をこぼす少年の身体が、僅かに力が入る。
やはり、まだ抵抗はあるのだろう。
いくら覚悟を決めたところで、本能的に感じる恐怖を取り去ることはできない。
無理にその身を掻き抱くこともジョットにとっては造作もないことだけれど、綱吉を怖がらせたいわけではない。
少しでも彼の緊張感がほぐれるように、額にキスを落とした。
「んっ、…額好きなんですか?」
少年の問いに思惟する間もちゅっと眉間に吸い付くように、キスを落とす。
好きかと問われれば、好きだ。だが、それはなにも額だけに留まらない。
すっと伸ばした腕を脇腹を掠めるように撫でれば、びくんっと少年の身体が揺れた。
「っ……くすぐった」
「ここには、死ぬ気の炎が灯るだろう。だから…」
特別な場所だ。
綱吉に指摘されるまで自覚することもなかったが。
脇腹に添えた手はそのままに、反対の手で綱吉の手を指先で絡めて取り、まっさらで滑らかな手の甲に口付けた。
「お前と同じことが愛おしいと思う」
戦闘スタイルは、ジョットをはじめとして綱吉に至るまでの十代、誰一人として重なることは無かった。綱吉も、なにもはじめからそうと訓練されたわけでもない。偶然か、はたまた運命か、ジョットと重なったのだ。
仲間を想う在り方までも。
――だから、認めた。
自分の真の後継者は、来孫たる綱吉ただ一人なのだと。
それと同時に、欲しいと思った。
沢田綱吉と言う人間の全てを。
薄く開いた綱吉の唇に、自分のそれを重ねる。怯えるように奥に引っ込んだ舌を絡めとった。じっくり堪能した唇を解放すれば、そこから甘い声がこぼれ落ちる。
「あ…っ、ん――んっ」
指を繋いだまま、脇腹に添えた手を下方へと滑らせ、綱吉の中心を撫でる。スラックスに隠されたそれは先のキスで僅かに反応していた。その形をスラックス越しに何度も何度も撫で付ければ、熱を持ち、スラックスを押し上げようと膨らんで。
窮屈なそこを解放してやれば、ひくっと震えるそれは、ゆるゆると天を仰いでいく。
「あっ……!」
先走りの走る綱吉のそれに、手を添えて握りこむ。上下に扱けば、びくびくと綱吉の身体が震えた。
「まっ、待って…あっ――ひぅっ!」
繋いだ手にすがりつくように絡んだ指先は震えて、きゅっと目を瞑る綱吉の頬はうっすらと上気している。
――もっと、見たい。
首筋に吸い付いて跡を残していたジョットは、前屈みになり、彼の中心まで頭を下げる。ふっとそこに息をかければ、綱吉の口から小さな嬌声が上がった。
「っぁ、や……やっぱダメっ!」
綱吉の中心に辿り着くまであとわずかのところで、思わぬ引力にぐいっと肩を押され阻止される。
まさかこんなところで中断されるとは思いもせず、ジョットは目を瞬かせ、茫然とした。
「つ、綱吉…?」
途中で止めて辛いのは、綱吉も同じのはず。だが、綱吉は俯かせたままの顔をふるりと左右に振って、無言のままジョットに行為の中断を告げた。
「やっぱり……ダメだよ、こんなの」
「……綱吉」
繋いだ手を離し、両手を綱吉の頬に添える。俯いた顔をそっと上げれば、涙に潤んだ瞳と目が合った。
瞳の色に、嫌悪はない。
上気してうっすらと汗を浮かばせる肌も、綱吉がしっかりと快感を感じていたことを何より証明しているけれど。
葛藤する綱吉の複雑な心音を読み取ったジョットは、小さく息を吐き、触れるだけの優しいキスを落とした。
「わかった……お前の心が追いつくまで待っているよ」
それまでは手を出さない、と続けて、ジョットは綱吉を抱き寄せた。
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