WJのネタバレあり。
明日春コミですね!
天気がどうなるのかわかりませんが、今週はずっと寒くて…でも、今日は温かいです。
明日も晴れてくれるといいな。
それでは、最終告知です。
=========================
配置:東3 ヨ-17a
サークル名:白夜幻想譚
【新刊】
▼「さいろく。」
A5/オフ/156P/18禁/1000円
初代×ツナ小説の再録本。書き下ろしあり。
【既刊】
▼「空色デイズ」
A5/オフ/140P/18禁/1000円
初代×ツナ小説。ツナが初代時代にタイムスリップするお話。
▼「Melt2 -Sugar Sugar Sweet-」
A5/オフ/60P/18禁/500円
初代×ツナ合同誌第2段。プランツドールのパロディーです。
▼「夢見ル化石」
A5/オフ/90P/18禁/800円
初代×ツナ小説。
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以上の4種になりますっ!
「空色デイズ」は再販しましたので、在庫に余裕があります。また、再販するにあたって、初代の一人称の変更、初代嵐の守護者の部分を修正致しました。(これで単行本出たとき、初代の一人称が修正されてたら、ちょっぴり泣くかもしれません…)
「Melt2」は在庫が少なめです。
R18本に関しては、年齢を確認できる身分証明の提示をお願いする場合がございます。
ご協力宜しくお願い致します。
本人は開始直後から10分~20分程お買い物に行っているのでスペース不在ですが、それ以降はスペースにいますので、気軽に話しかけてください。(初ツナとか、アニメの初代編とか、がっつり!)喜んで食いつきますっ!
それでは、当日お会いできるのを楽しみにしてます。
【追記】
折りたたみで書き下ろし部分のサンプルを用意しました。
天気がどうなるのかわかりませんが、今週はずっと寒くて…でも、今日は温かいです。
明日も晴れてくれるといいな。
それでは、最終告知です。
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配置:東3 ヨ-17a
サークル名:白夜幻想譚
【新刊】
▼「さいろく。」
A5/オフ/156P/18禁/1000円
初代×ツナ小説の再録本。書き下ろしあり。
【既刊】
▼「空色デイズ」
A5/オフ/140P/18禁/1000円
初代×ツナ小説。ツナが初代時代にタイムスリップするお話。
▼「Melt2 -Sugar Sugar Sweet-」
A5/オフ/60P/18禁/500円
初代×ツナ合同誌第2段。プランツドールのパロディーです。
▼「夢見ル化石」
A5/オフ/90P/18禁/800円
初代×ツナ小説。
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以上の4種になりますっ!
「空色デイズ」は再販しましたので、在庫に余裕があります。また、再販するにあたって、初代の一人称の変更、初代嵐の守護者の部分を修正致しました。(これで単行本出たとき、初代の一人称が修正されてたら、ちょっぴり泣くかもしれません…)
「Melt2」は在庫が少なめです。
R18本に関しては、年齢を確認できる身分証明の提示をお願いする場合がございます。
ご協力宜しくお願い致します。
本人は開始直後から10分~20分程お買い物に行っているのでスペース不在ですが、それ以降はスペースにいますので、気軽に話しかけてください。(初ツナとか、アニメの初代編とか、がっつり!)喜んで食いつきますっ!
それでは、当日お会いできるのを楽しみにしてます。
【追記】
折りたたみで書き下ろし部分のサンプルを用意しました。
ぐんっと背後から引っ張られる引力に綱吉は目を瞬かせた。いったいなにが、と思う間もなく、次の瞬間には体を投げ出されて、身構える。
それは、ほんの数秒間。
瞬きひとつの間に起きた出来事だった。
そんな些細な時間で綱吉の視界に広がったのは、つい今しがたいたバスルームではなく、ひどく懐かしい場所だった。
眼前にはジョットがいた。けれど、彼は言葉を無くしたまま、呆けるようにじっと綱吉を見つめている。
(あれ? なんかジョットさん、若いかも…)
じいっと見つめること数秒。
ふと感じた違和感の正体を掴みかねた綱吉は、「んん…?」とわずかに首をかしげながら、疑問を抱く。
目の前にいるジョットは、綱吉の知るジョットと少しばかり違いが見られた。
その違いというものは、強いて言うなれば時間だ。彼は綱吉の知るジョットよりも幾分か若く見えたのだ。
そう――まるで、彼の過去を見ているような気がして…。
思い至った推測に、綱吉は緊張で凝り固まった肢体をくたりと脱力させて、
「あ、あー…そっか、今日だったんだ」
そう言いながら、安堵の息を吐き出して、口元を綻ばせた。
その声にわずかに体を揺らしたジョットは、戸惑った視線を綱吉に投げ掛ける。
「綱吉…なのか?」
いつもは凛と響く声音が、頼りなくか細く綱吉の耳に届いた。
ジョットは、目の前にいる存在が自分の知る綱吉だという確かな確信を抱けないのだろう。
無理もないことだ、と綱吉はほんの少しの懐かしさと寂しさを抱きながら思う。
未来は、いまを生きる人間にとっては未知の世界であり、存在しないもの。ましてや、明日、明後日といった身近で想像出来る時間差ならいざ知らず、十年後という空白は限りなく大きい。
それがこうして目の前で具現化されてしまうのだから、驚くのも無理はない。むしろ、当然のことだ。
かつて、もう十年も前の出来事だが、綱吉はジョットと同じ経験をした。
そのときの綱吉もやはり、戸惑いと未来に対する恐怖の方が強かった。
それさえ、今の綱吉には懐かしい思い出ではあるけれど。
「はい。オレはジョットさんにとって、十年後の綱吉です」
疑念が色濃く示された問いかけに、綱吉は小さく頷き返して微笑んだ。
(以下、本文に続く。)
それは、ほんの数秒間。
瞬きひとつの間に起きた出来事だった。
そんな些細な時間で綱吉の視界に広がったのは、つい今しがたいたバスルームではなく、ひどく懐かしい場所だった。
眼前にはジョットがいた。けれど、彼は言葉を無くしたまま、呆けるようにじっと綱吉を見つめている。
(あれ? なんかジョットさん、若いかも…)
じいっと見つめること数秒。
ふと感じた違和感の正体を掴みかねた綱吉は、「んん…?」とわずかに首をかしげながら、疑問を抱く。
目の前にいるジョットは、綱吉の知るジョットと少しばかり違いが見られた。
その違いというものは、強いて言うなれば時間だ。彼は綱吉の知るジョットよりも幾分か若く見えたのだ。
そう――まるで、彼の過去を見ているような気がして…。
思い至った推測に、綱吉は緊張で凝り固まった肢体をくたりと脱力させて、
「あ、あー…そっか、今日だったんだ」
そう言いながら、安堵の息を吐き出して、口元を綻ばせた。
その声にわずかに体を揺らしたジョットは、戸惑った視線を綱吉に投げ掛ける。
「綱吉…なのか?」
いつもは凛と響く声音が、頼りなくか細く綱吉の耳に届いた。
ジョットは、目の前にいる存在が自分の知る綱吉だという確かな確信を抱けないのだろう。
無理もないことだ、と綱吉はほんの少しの懐かしさと寂しさを抱きながら思う。
未来は、いまを生きる人間にとっては未知の世界であり、存在しないもの。ましてや、明日、明後日といった身近で想像出来る時間差ならいざ知らず、十年後という空白は限りなく大きい。
それがこうして目の前で具現化されてしまうのだから、驚くのも無理はない。むしろ、当然のことだ。
かつて、もう十年も前の出来事だが、綱吉はジョットと同じ経験をした。
そのときの綱吉もやはり、戸惑いと未来に対する恐怖の方が強かった。
それさえ、今の綱吉には懐かしい思い出ではあるけれど。
「はい。オレはジョットさんにとって、十年後の綱吉です」
疑念が色濃く示された問いかけに、綱吉は小さく頷き返して微笑んだ。
(以下、本文に続く。)
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